英語が話せるようになる方法

このページでは、英語が話せるようになるには、
どのような勉強をすればいいかと言う点について書いていこう。 ちなみにですが、この英語教材はとっても勉強しやすいです。

英語が話せるという表現は抽象的過ぎるので、もう少し具体的に
目標とするレベルを決めておこう。

目標とするのは次の2点だ。

・言葉のキャッチボールが素早く出来るようになる
・会話が30分以上続けられる

とりあえず、このくらい出来れば有る程度実用的な英語が
身に付いたと言えるのではないだろうか。

とりあえず、学習方法を三段階に分けてみた。

一段階目

最初の段階では、英語に対する基本を身につけることを目指そう。
具体的には、「発音の習得」・「基礎単語を覚える」・「文法の理解」の3つだ。

・発音の習得

これがある程度できていないと、相手に何か喋っても分かってもらえない。
さらに、リスニングの時のハンデにもなる。
でも、なぜか日本人は軽視しがちな傾向があるようだ。
何でだろう?

発音は数値化できないのでこんな感じでいいかな。
出来れば早い段階でネイティブにチェックしてもらった方がいいだろう。

・単語

相手と挨拶以上の雑談をしようとなると、最終的に3,000から4,000くらいは
必要になってくると思う。
本や雑誌を読みたいのならもっとたくさんの単語を覚える必要があるが、
雑談程度ならこのくらいでなんとかいけるかと。

とりあえず、基本単語を知らないとどうしようもないので、第一段階で1,000から
1,500くらいは早い段階に覚えておこう。
残りは第二段階と並行して覚えても問題は無いはず。
早い段階で単語を覚えておくと、読める本の範囲が広がる。
記憶力に自信がある人は、できるだけ早い段階でたくさん覚えていこう。

最初は、各単語に付き訳語を一つ覚えるだけで、十分だろう。
この後に出てくる、読書や音読で実際の使い方なども身についていくはずだ。

・文法

雑談をする程度だと、中学の英語レベルでとりあえずは十分だと思う。
これも、英語の雑誌や本を読むなどの高度な目的のためには、それ相応の
高度な文法事項を身につける方が望ましいだろう。

英語で会話するには、文法事項を知っているだけでは不十分で、しっかりと
身についている必要がある。
身につけるためのトレーニングは、読書をするなどして、大量の英文に触れる
トレーニングが効果的だと思う。
人によっては音読とか暗唱とかいろいろな意見があってどちらがいいのかは答え
が分かれそうだが、いずれにしろ、しっかりと身につける必要がある。

とりあえず、身につけるのは第二段階でも大丈夫だろう。
第一段階では、一通りの文法を理解しておくようにしよう。

とりあえず、『知識として知っているレベル』になるには、薄めの文法書を
丁寧に2〜3回通読すればいい。最初の段階はこの程度でも特に問題は無い。
後は第二段階の中で、時々文法書に目を通して確認していこう。

二段階目

・読書

単語を有る程度覚えて、基本文法が分かった段階で、外国語で書かれた
本の読書も始めていこう。
『ある程度の単語』とはどれくらいの数を言うだろうか。
それは最低1,000位はあった方がいいかと思う。
というか、そのくらい知らないと、学習者向けの簡単な本でも読むのに苦労するかも。

読書の目的は英語に慣れるためのトレーニング。
『習うより慣れろ』という言葉があるが、個人的には『習った上で慣れろ』の方が
この学習方法では効率的だと考える。
文法や基本単語を理解したうえで、それを使いこなせるまで慣れるようにしていこう。

まずは簡単な本から始めて、最終的に五千ページから一万ページ程度読めば
、ある程度効果があると思う。これも、1ページの文字数なども違いがあるので、
一概には言えませんが、まあ、最低でも数千ページくらいだろう。

1日20ページ読んで一年分くらいかな。

人によっては、読んだ本を積み上げた時の高さが3mになるくらい読めという人もいるが、
よほどモチベーションが高い人を除いてはそこまで読む必要はないかなと思う。
ちなみに、3mの高さまで積み上げるには、ペーパーバックで100冊くらいは読まなけらばならない。
英語の雑誌や小説などを、すらすら読みたいと考えている方は、このくらいを目指した方がいいかと思う。

読書の効果は絶大だ。

第一のメリットは、外国語を外国語の語順のまま理解する練習になると言う点だ。
これが出来ないと、相手の話のスピードについていくことが出来ない。また、
読書は文法を単なる知識から実用的なレベルまで引き上げてくれる。
単語も、訳語としてのみ覚えていたものが、文章中での使われ方なども身につく。

読書のための本は、基本的に辞書無しで読めるくらいになろう。
また、分からない部分があっても、辞書を引きすぎるのはあまり良くない。
読書の目的は、英文に慣れることだ。

・音読・暗唱

音読や暗唱は地味な作業で敬遠されがちだが、これをやっておくと
文章を作る能力が格段に上がる。

文章を覚えると、覚えている文章の中から、単語だけ入れ替えて
話すことが出来るようになる。
話すときに一々考え込まなくても済むわけだ。
会話の途中で考え込んでしまって、相手をイライラさせないで済む。

これは、どのくらい必要だろうか。
短い文を覚えるなら200〜300くらいだろうか。
これだけ覚えておけば、単語の入れ替えをするだけで、言いたいことは
大体言えるのではないだろうか。
覚える文章は、会話用の本の例文で問題ない。
または、文法書の例文でもいいだろう。
日本語訳をみて、元の文章がぱっと浮かべばOKだ。

音読する本は、読書の最初の頃に読んだ易しめの簡単な本がいいと思う。
英語の場合は、中学の教科書をベースにした音読教材も販売されているので、
そういったものでもいいだろう。
目指す所は、簡単な文章が直感的に頭に浮かぶことだ。

・リスニング・トレーニング

読書も時間がとられるものだが、これも結構な時間がかかる。

読書をする本を購入する時に、朗読CDが付いた本を買っておくようにして、
それを聴くのがいいかと思う。聴いてみて意味が分かるものの方が効果的だ。
私は、携帯音楽プレーヤーに朗読CDを入れて、移動中などの空いた
時間に聞くようにしている。

あと、iKnow!のディクテーションが意外といいかも。
面倒なディクテーションを気軽に出来るという意味ではすばらしいと思う。

しかしリスニングは定例化しにくいものだ。
通勤や通学の途中に毎日聞くことが出来れば、もっと効率的で、
良いのではないかと思う。

三段階目

・会話練習

読書や音読がある程度進んだら、実際のネイティブとの会話練習を始めよう。

ここまでくれば、基本的なことを外国語で言えるようになっているはずだし、
多少手加減して話してもらえば相手が言っていることを聞き取れるはず。

練習時間は、ネイティブと一対一で練習したとして、50時間から100時間くらいかな。
英会話学校の普通の授業はお金がかかるので、フリーディスカッションコーナー
などを利用しよう。
そこだと通常の授業よりもかなり安く済むようだ。
某英会話教室だと一回2,000円くらいで出来るって聴いたのだが、どんなものだろうか?

あとは、「エクスチェンジ」と言って、こちらが日本語を教える代わりに相手に英語を
教えてもらうと言う仕組みもある。
授業を受けるのが目的ではなく、あくまで会話練習が目的なのでこんな形でもいいだろう。

最後に

いかがだろうか?大変に感じたかな?

英語に関して言えば、中学、高校と6年間勉強しても、まともに話せない人が
ほとんどと言う現状を考えれば、『すごい楽をして』というようにはなかなかいかないことだろう。

実際、私達が日本語を身につけるのにも相当の時間がかかっていることだし。

ここまで、順調に行けば2年くらいで出来ると思う。
ゆっくりやって、倍の4年位かな。
2年でやるのは結構大変だと思うが、4年で雑談できるレベルになると分かった上で
勉強すれば、モチベーションも上がるのではないだろうか?

個人的には中学の英語でこの程度までやればいいのになぁと思う。

さて、お金の面ではどうだろうか?

文法書を2冊…3,000円
読書のための本…3万円
暗唱用のテキスト…2,000円
会話練習…1回2,000円×50で10万円
こんな感じだろうか。

総額135,000円でネイティブと雑談できる語学力が身に付くことになる。そう見ると、
それほど高くは無いとも思うのだが。

さらに、読書は図書館を利用すればお金がかからないし、会話練習も、
エクスチェンジだったら無料でできる。
まあ、ちょっと手間はかかってしまうが。

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Last update:2023/4/19